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中村彝アトリエの保存が決まりました。 [最新情報]

彝アトリエ.JPG

 「中村彝アトリエ保存会」が活動をはじめてから、ほぼ3年余が経過していますが、ようやく新宿区による彝アトリエの保存が決定いたしました。みなさまへ朗報をご報告できる喜びを噛みしめながら、この記事をアップいたします。すでに用地取得(一部賃貸)、あるいは建物取得の準備が進められており、今年9月に開かれます新宿区第3回定例区議会へ補正予算案が提出され、10月に補正予算の成立後、敷地の一部および建物の取得が行なわれるものとみられます。
 新宿区は、同アトリエを「中村彝アトリエ記念館」(仮称)として、落合地域の文化・歴史資源の拠点のひとつとして位置づけており、取得理由(保存趣旨)としては以下のように述べています。
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 第一次実行計画「落合の文化・歴史資源の整備・活用」に基づき、落合地区の貴重な文化・歴史資源である洋画家中村彝のアトリエを記念館として整備・保存し、後世に伝えるとともに、施設の公開等による積極的な活用・情報発信を行なうことで、区民の地域文化や歴史に対する誇りや愛着を育み、地域文化の振興を図る必要があるため。
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 「中村彝アトリエ記念館」(仮称)の竣工・オープンは、2012年(平成24)をめざしています。なお、アトリエ記念館の整備に関する計画検討は、10月以降にスタートするものと思われますので、新しい情報が入りましたら随時、当サイトでご報告していきたいと考えています。
 この間、数多くのみなさまから保存へ向けた活動に対し、ご理解とご支援をいただき、まことにありがとうございました。「中村彝アトリエ保存会」一同、重ねて厚くお礼申し上げるしだいです。

★アトリエ保存の実現とともに、保存を要望する署名活動は終了しています。署名用紙のダウンロードおよびネット署名用のメールアドレスは、削除させていただきましたのでご了承ください。たいへん数多くのみなさまにご協力をいただき、ありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。


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ただいまのご賛同者数。 [最新情報]

彝アトリエ1916.jpg

 「中村彝(つね)アトリエ保存会」へご賛同いただき、ありがとうございます。現在の署名数を、ご報告いたします。署名総数は、先月に比べ大幅に増えています。
 現在のご賛同者数は・・・
  3,443名
 となっています。なお、ご賛同いただきました署名は、「保存会」より新宿区およびアトリエ所有者の方へ随時おとどけいたします。よろしくお願い申し上げます。

写真は、1916年(大正5)に建設されて間もないころの彝アトリエで、いまでは巨木に成長した庭先のアオギリが、いまだ細い枝を拡げています。


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ただいまのご賛同者数。 [最新情報]

遺作展目録1925.jpg

 「中村彝(つね)アトリエ保存会」へご賛同いただき、ありがとうございます。
 現在の署名数を、ご報告いたします。署名総数は、引きつづき微増しています。「アトリエ保存会」では、ひきつづき彝アトリエの保存が少しでも早く実現できるよう、所有者の方および新宿区へ働きかけてまいります。より多くの方々の、ご賛同が得られればと存じます。
 現在のご賛同者数は・・・
  3,431名
 となっています。なお、ご賛同いただきました署名は、「保存会」より新宿区およびアトリエ所有者の方へ随時おとどけいたします。よろしくお願い申し上げます。

写真は、1925年(大正14)に「画廊九段」で開かれた、「中村彝遺作展覧会」の出品目録です。作品の所有者には、洲崎義郎や今村繁三、田中館愛橘らの名前に混じって、東京美術学校で佐伯祐三とは初年度(1918年)の同級生だった、二瓶徳松(二瓶等)の『女の像』が見てとれます。


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運営活動資金のご報告。(5月期) [最新情報]

中村画室倶楽部印1927.jpg

 彜アトリエの保存へご賛同いただくみなさまから、「中村彝アトリエ保存会」の運営活動費としまして、郵便口座や事務局へご寄付をいただいております。「保存会」一同、改めて心よりお礼申し上げます。5月末現在の運営活動費は、先月と同額で変動ありません。
 総収入:424,071円
 ◆総支出:171,798円
 差引金額:252,273円
 「保存会」ではご賛同いただけるみなさまへ、その活動が持続できるよう運営活動費のご寄付をお願いしております。趣旨にご賛同いただき、運営活動費へのご支援・ご協力をいただける方がいらっしゃいましたら、当該の郵便口座あてにお振り込みをいただければ幸いです。
 中村彝アトリエを、末長く後世へと保存できるよう、「保存会」活動へのみなさまのご理解、そしてご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げるしだいです。

写真は、1927年(昭和2)6月にアトリエ社から出版された、『中村彝画集』の奥付に押された「中村画室倶楽部」の角印。


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サイトへの総アクセス数が15万人を突破。 [最新情報]

「自画像」1921.jpg

 「中村彝(つね)アトリエ保存会」サイトへの総アクセス数が、5月末現在でのべ150,000人を超えました。いつも数多くのみなさまに、当サイトをご覧いただきほんとうにありがとうございます。
総閲覧数.JPG
 ひきつづき、みなさまからのご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

画像は、1921年(大正10)ごろに下落合のアトリエで描かれた、ベッドに横たわる『自画像』。


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ただいまのご賛同者数。 [最新情報]

アトリエ基礎.JPG

 「中村彝(つね)アトリエ保存会」へご賛同いただき、ありがとうございます。
 現在の署名数を、ご報告いたします。今月に入り、署名総数は微増しています。「アトリエ保存会」では、ひきつづき彝アトリエの保存が少しでも早く実現できるよう、所有者の方および新宿区へ働きかけてまいります。より多くの方々の、ご賛同が得られればと存じます。
 現在のご賛同者数は・・・
  3,430名
 となっています。なお、ご賛同いただきました署名は、「保存会」より新宿区およびアトリエ所有者の方へ随時おとどけいたします。よろしくお願い申し上げます。

写真は、昭和初期に撮影された中村彝アトリエの基礎部分です。レンガや大谷石などを並べた上に、アトリエが載っているのが見てとれます。


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運営活動資金のご報告。(4月期) [最新情報]

復元建設趣意書署名.jpg

 彜アトリエの保存へご賛同いただくみなさまから、「中村彝アトリエ保存会」の運営活動費としまして、郵便口座や事務局へご寄付をいただいております。「保存会」一同、改めて心よりお礼申し上げます。4月末現在の運営活動費は、先月と同じ金額で変動ありません。
 ◆総収入:424,071円
 ◆総支出:171,798円
 差引金額:252,273円
 「保存会」ではご賛同いただけるみなさまへ、その活動が持続できるよう運営活動費のご寄付をお願いしております。趣旨にご賛同いただき、運営活動費へのご支援・ご協力をいただける方がいらっしゃいましたら、当該の郵便口座あてにお振り込みをいただければ幸いです。
 中村彝アトリエを、末長く後世へと保存できるよう、「保存会」活動へのみなさまのご理解、そしてご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げるしだいです。

写真は、茨城県近代美術館の庭園にレプリカClick!が建設された中村彝アトリエの「復元建設趣意書」の書名欄。鈴木良三Click!をはじめ、曾宮一念Click!などの名前がみえます。

 


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『佐伯祐三 下落合の風景』展図録(新宿歴史博物館/2010年) [中村彝を知るための45冊]

佐伯祐三「下落合の風景」展図録2010.jpg

 新宿歴史博物館で2010年5月9日まで開かれている、「佐伯祐三 下落合の風景」展覧会Click!の図録です。中村彝とは直接関連しない展覧会ですが、同展のパネルおよび図録には中村彝とそのアトリエについて、あるいは彝の死後、1929年(昭和4)から彝アトリエへと移り住んだ、洋画家・鈴木誠についての解説が、作品や当時のアトリエ内部の貴重な写真とともに掲載されています。また、1924年(昭和13)に彝が死去した少しあとの時代になりますが、大正末から昭和初期にかけて彝アトリエや佐伯祐三アトリエの周囲に住んでいた、帝展あるいは二科展へ出品していた下落合の画家たち情報が、ほんの一部(15名前後)ですが掲載されています。
 図録は、現在開催されています新宿歴史博物館の同展受付で、1部1,000円にて販売されています。4月28日には、「佐伯祐三アトリエ記念館」のリニューアルオープンも予定されていますが、中村彝アトリエ保存会では彝アトリエのほうも、1日でも早い保存実現を願っています。


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ただいまのご賛同者数。 [最新情報]

下落合東公園.jpg

 「中村彝(つね)アトリエ保存会」へご賛同いただき、ありがとうございます。
 現在の署名数を、ご報告いたします。都内の方よりご署名をいただき、署名総数は微増しています。「アトリエ保存会」では、ひきつづき彝アトリエの保存が少しでも早く実現できるよう、所有者の方および新宿区へ働きかけてまいります。より多くの方々の、ご賛同が得られればと存じます。
 現在のご賛同者数は・・・
  3,429名
 となっています。なお、ご賛同いただきました署名は、「保存会」より新宿区およびアトリエ所有者の方へ随時おとどけいたします。よろしくお願い申し上げます。

写真は、中村彝アトリエに隣接した下落合東公園です。春になると、花壇にはさまざまな花が咲きそろい、地域の催しも盛んに行なわれています。


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運営活動資金のご報告。(3月期) [最新情報]

佐伯図録2010鈴木誠.jpg

 彜アトリエの保存へご賛同いただくみなさまから、「中村彝アトリエ保存会」の運営活動費としまして、郵便口座や事務局へご寄付をいただいております。「保存会」一同、改めて心よりお礼申し上げます。3月末現在の運営活動費は、先月と同額で変わりありません。
 ●総収入:424,071円
 ●総支出:171,798円
 差引金額:252,273円
 「保存会」ではご賛同いただけるみなさまへ、その活動が持続できるよう運営活動費のご寄付をお願いしております。趣旨にご賛同いただき、運営活動費へのご支援・ご協力をいただける方がいらっしゃいましたら、当該の郵便口座あてにお振り込みをいただければ幸いです。
 中村彝アトリエを、末長く後世へと保存できるよう、「保存会」活動へのみなさまのご理解、そしてご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げるしだいです。

写真は、新宿歴史博物館Click!で開催されています、「佐伯祐三-下落合の風景-」展Click!の図録に掲載された鈴木誠のページです。鈴木誠は、1927年(昭和2)の夏より佐伯祐三から佐伯アトリエの“留守番”を依頼されましたが、佐伯の死後、1929年(昭和4)になると中村彝アトリエを購入して移り住みます。博物館の入口では、中村彝とともに鈴木誠のB2判パネルの展示を行なっており、昭和初期の彝アトリエの内部写真も貴重です。


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